最終更新日：2015/12/28　

被捕獲度一覧

　解説

• 被捕獲度とは、ポケモンの捕まえやすさを司る値の事です。この値が高いポケモンほど捕まえやすく、低いポケモンほど捕まえづらくなります。
  「被捕獲度」「捕捉率」「レア度」等、人によって様々な呼び方がありますが当サイトでは「被捕獲度」と呼ぶ事にします。
• 種族値と同じようにポケモンの種族毎に設定されていますが、第1世代（赤緑青ピカ版）では何故かこの値が捕獲後も各個体毎に保持されます（被捕獲度は進化しても変更されません）。
  被捕獲度は野生の個体を捕獲する場面でのみ利用される値ですので、捕獲後も記録し続けたところで何の意味もありません。何らかの没要素の名残りだと考えられています。
• ところが、第2世代（金銀クリスタル）ではこの被捕獲度を保持する領域が「そのポケモンに持たせている道具の内部番号」の領域として活用されています。
  例えば、第1世代でミュウツーを捕獲して第2世代に送ると「ひかりのこな」という道具を持っている状態になっています。ミュウツーの被捕獲度である0x03という値が「第2世代における“道具の内部番号テーブル”」で「ひかりのこな」に該当する…という事です。
  「第1世代で入手したポケモンを第2世代に輸送したら道具を持っていた」という現象はそういう仕組みなのです。
• 以下の表は、第1世代での被捕獲度毎のポケモンの一覧です。「その内部番号が第2世代でどの道具になるか」も記載しています。
  打ち消し線表記は、「本来この値ならこの道具のはずなのだが、強制的に別の道具の値に上書きされる」という事を意味しています。

被捕獲度		該当するポケモン	第2世代での道具
10進	16進
3	0x03		ひかりのこな
9	0x09	（ピカ版産）　※1	どくけし
25	0x19		カビチュウ→たべのこし
27	0x1B	（ピカ版産）	タウリン
30	0x1E		ラッキーパンチ
35	0x23		メタルパウダー
45	0x2D		カビチュウ→にがいきのみ
50	0x32		カビチュウ→おうごんのみ
60	0x3C		ぎんのはっぱ
75	0x4B		きんのはっぱ
90	0x5A		カビチュウ→きのみ
96	0x60	（ピカ版産）　※2	まがったスプーン
100	0x64		カビチュウ→きのみ
120	0x78		カビチュウ→きのみ
150	0x96		ふしぎなきのみ
163	0xA3	（ピカ版でオーキド博士から貰う個体）　※3	でんきだま
167	0xA7	（ポケスタ2の表のジム城でクリア景品として貰える個体）	きのはこ
168	0xA8	（ポケスタ2の裏のジム城でクリア景品として貰える個体） （ポケスタ2の殿堂入りの館でコンプリート報酬として貰える「ドわすれコダック」）	きりのはこ
170	0xAA		みずたまリボン
180	0xB4		かわらのかけら
190	0xBE		カビチュウ→きのみ
200	0xC8		わざマシン09（じこあんじ）
225	0xE1		わざマシン33（れいとうパンチ）
235	0xEB		わざマシン43（みきり）
255	0xFF		やめる→きのみ

※1：

正規のプレイでは「野生のカイリュー」を捕獲する機会は無いので、ピカ版での被捕獲度の変更は実質意味が無い。

※2：

ピカ版のユンゲラーの被捕獲度は、野生の段階では赤緑青版と同じ100(0x64)だが、捕獲に成功し入手した直後に96(0x60)に書き換えられる。

※3：

ピカ版でオーキド博士から貰う個体のみ、入手時に被捕獲度が163(0xA3)に書き換えられる。
（正規のプレイでは不可能だが）理論上、野生の個体を自分で捕獲した場合は書き換えの処理は行われず190(0xBE)のままである。