赤緑青版とピカ版とで仕組みが違うらしいです。
◆赤緑青版の場合
0〜255(0x00〜0xFF)の範囲内で乱数(便宜上「N」と呼ぶことにします)を生成し、それが偶数ならエンカウント成功、奇数ならエンカウント失敗となります。
後者の場合、ゲーム画面上では「つれないなー……」というメッセージが表示されます。
釣り上げた野生ポケモンの内容(種類とレベル)は、N/2を4で割った時の余りの値によって決定されます。
のポケモンが出現します。探索のリストでは枠の数は10個でしたが、釣りのリストでは2〜4個です。
主人公が居るマップの釣りのリストに無い枠が当たった場合(枠が2個しか無いリストのマップでの釣りで余りが3や4になった場合とか)は、Nの生成をやり直すらしいです。
そのため、探索のリストとは違い全ての枠の確率が等しいという事になります。
◆ピカ版の場合
Nの値そのものがリストの各枠に宛てがわれます。探索のリストのR2みたいな感じです。
枠1 | 枠2 | 枠3 | 枠4 | |
---|---|---|---|---|
N | 0〜101 | 102〜177 | 178〜228 | 229〜255 |
確率 | 102/256 | 76/256 | 51/256 | 27/256 |
約40% | 約30% | 約20% | 約11% |
Nの生成後、0〜255(0x00〜0xFF)の範囲内で乱数を再び生成しそれでエンカウントの成否判定を行います。こちらは奇数で成功、偶数で失敗のようです。
釣りのリストが存在するマップは、赤緑青版では33箇所、ピカ版では32箇所です。ピカ版ではハナダジムが「釣りのリストが無いマップ」となりました。
探索のリストでは「ここのリストはあそこと全く同じ内容」というものがぼちぼちありましたが、釣りのリストではそれがとても多くなっています。
リスト内容のパターン数で言うと、赤緑青版は10パターン、ピカ版では24パターンとなります。そのため、釣りのリストはパターン毎に纏めました。
「いいつりざお」を使用すると、どのマップであろうと
「Lv.10のニョロモ」
「Lv.10のトサキント
」
が50%ずつの確率で出現します。
「すごいつりざお」の場合、カンナの部屋やサント・アンヌ号の甲板、シルフカンパニー1階等のような釣りのリストが存在しないマップでは「なにも いない みたい…」というメッセージが表示されエンカウントが発生しません。 参照するリストが存在しないため、「エンカウントしない」というより「エンカウントできない」といった方が近いかもしれませんね。
ところが「ボロのつりざお」や「いいつりざお」の場合、主人公の居るマップがどこであるかに関係無く問答無用で前述のような決められたエンカウントを発生させるという挙動なので、水上が有りさえすればどこでもエンカウントを発生させられます。
今迄散々“釣りのリスト”という言い回しをしていましたが、これって厳密に言うと“「すごいつりざお」による釣りのリスト”なんですよね。
実は、第1世代のポケモンでは何故か「ジム等に設置されている銅像」も判定上では水上となっており、波乗りや釣りができてしまいます。
より正確に言うと、水上として判定されるのは縦2マス・横1マス分から成る銅像のオブジェクトの下半分の部分(台座の部分)のみです。
![]() | ←ここは水上ではない |
←ここは水上である |
「水上として判定される銅像」は、 「マップチップによる個数表示」を利用した分類 において「05:ジムグループ」に分類されるマップのもののみです。
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基本的に実用性は無いでしょうが、ポケモンリーグの銅像では「はねる」しか使ってこないコイキングを何かしらのテクニックに利用できる…かも?
銅像って、よーく見てみると台座の形や高さが微妙に違う様々なパターンがあるんですよね。
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ハナダシティ ジム |
セキエイ高原 | 22番道路 ゲート |
グレンタウン ジム |
クチバシティ ポケモン大好きクラブ |
ジムグループ | セキエイグループ | ゲートグループ | ダンジョングループ | 特殊施設Bグループ |
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