最終更新日:2016/02/27
つれづれなポケモン図鑑
訂正について
「つれづれなポケモン図鑑」は2月26日に151種類分のページ全てが出来上がりました。現在、各ページの内容に抜け漏れや書き間違いがないかの確認の作業を行っています。
誤りが見つかった場合は、該当箇所を訂正した後ここに纏めています。ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。
- ポッポ系列:「マシン習得技」に「07:つのドリル」があったので削除
- ニドラン♀系列:「マシン習得技」の「07:つのドリル」が“ニドラン♀から習得可”になっていたので“ニドリーナから習得可”に訂正
- ポニータ系列:「特別な技」の項目が無かったので作成
以下で、各表の見方や補足の説明をしています。
ページ構成
『つれづれなポケモン図鑑』は、おおむね進化系列毎にページを構成しています。
例外的に、「サワムラー・エビワラー」と「フリーザー・サンダー・ファイヤー」はレベル技の習得レベルがそれぞれぴったり同じなので同ページにまとめています
(それぞれ「格闘道場」「三鳥」というページ名です)。
基本情報
おおよそ基本的と(感じた)情報を纏めた表です。
◆内部番号
第2世代以降のポケモンシリーズでは、内部データ上のポケモンの順番は図鑑Noと同一のものです。ところが、第1世代では図鑑ナンバーとは全く異なる独特な順番になっています。
◆手持ちアイコン
スタートボタンメニュー「ポケモン」の画面で表示されるアイコンを、当サイトでは便宜上「手持ちアイコン」と呼んでいます。
◆最終経験値
Lv.100になる迄に必要な経験値の事です。「80万」「100万」「105万9860」「125万」の4パターンがあります。
◆被捕獲度
ポケモンの捕まえやすさを司る値です(この値が高いほど捕まえやすく、低いほど捕まえづらい)。
「被捕獲度」「捕捉率」「レア度」等様々な呼び方がありますが、当サイトでは「被捕獲度」と呼ぶことにします。
種族値と同じようにポケモンの種族毎に設定されていますが、第1世代では何故かこの値が捕獲後も各個体毎に記録・保持されます
(被捕獲度は戦闘時にのみ利用される値ですので、捕獲後も記録し続けたところで何の意味もありません)。
『赤緑』開発時の何らかの没要素の名残りではないかと考えられています。
ちなみに、この「被捕獲度を保持している領域」は、第2世代『金銀クリスタル』では「持ち物の領域」として扱われています。
第1世代で入手したポケモンを第2世代に連れてきたら道具を持っていた…という現象はそういう仕組みなのです。
表の「持ち物」の項目は、第2世代においてどの持ち物になるかを記載しています。
打ち消し線が有る場合は、「本来この値ならこの道具のはずなのだが、強制的に別の道具の値に上書きされる」という事を意味しています。
ピカ版やスタジアムシリーズで異なる被捕獲度のパターンがある場合は※(こめじるし)で欄外に補足説明をしています。
◆あざやかカラー
「スーパーゲームボーイ」やポケスタシリーズの「GBビル」といった「あざやかカラー」の環境でプレイした際の、ポケモンのグラフィックの色遣いです。
種族値
種族値やそれに関連する値について纏めた表です。
◆種族値
進化前と比較した時、下がっているステータスの種族値は青色で記載しています。
また、進化前と比較した時、2倍以上の上がりっぷりになっているステータスの種族値は赤色で記載しています。
◆種族経験値
ポケモンを倒した時に獲得する経験値の計算に用いられる値で、種族値のように各ポケモンの種類毎に設定されています。当サイトではこの値を便宜上「種族経験値」と呼んでいます。
大雑把に言うと、この値が大きいポケモンを倒した時ほど獲得経験値が多くなります。
具体的な計算式
※小数点以下はその都度切り捨て
学習装置を持ち歩いていない場合
相手ポケモンの 種族経験値 | ÷ | 戦闘に参加した 手持ちポケモンの 匹数 |
× | 相手ポケモンの レベル | ÷ | 7 | × |
トレーナー戦 補正 | × | 他人産 補正 |
|
トレーナー戦補正…その戦闘が野生ポケモン戦なら1倍、トレーナー戦なら1.5倍
他人産補正…経験値を得るポケモンが自己産(自分が親である)なら1倍、他人産(自分が親でない)なら1.5倍
例1:カンナのジュゴン(Lv.54)を先頭の他人産ポケモンで単独で倒した場合、獲得経験値は【176÷1×54÷7×1.5×1.5=3052】
例2:同上の相手を、先頭の他人産ポケモンAを控えの自己産ポケモンBに入れ替えて倒した場合、
Aの獲得経験値は【176÷2×54÷7×1.5×1.5=1525】、
Bの獲得経験値は【176÷2×54÷7×1.5×1=1017】
学習装置を持ち歩いている場合
甲 |
相手ポケモンの 種族経験値 | ÷ | 2 | ÷ | 戦闘に参加した 手持ちポケモンの 匹数 |
× | 相手ポケモンの レベル | ÷ | 7 | × |
トレーナー戦 補正 | × | 他人産 補正 |
|
---|
乙 |
相手ポケモンの 種族経験値 | ÷ | 2 | ÷ | 戦闘に参加した 手持ちポケモンの 匹数 |
÷ | 手持ちポケモン 全体の匹数 |
× | 相手ポケモンの レベル | ÷ | 7 | × |
トレーナー戦 補正 | × | 他人産 補正 |
|
---|
戦闘に参加したポケモンは甲+乙、参加しなかったポケモンは乙の経験値を獲得します。
例1:手持ちポケモンが6匹の状態で、カンナのジュゴン(Lv.54)を先頭の他人産ポケモンAで単独で倒した場合、
Aの獲得経験値は【176÷2÷1×54÷7×1.5×1.5=1525】+
【176÷2÷1÷6×54÷7×1.5×1.5=243】、
他5匹のうち、自己産のポケモンの獲得経験値は1匹あたり【176÷2÷1÷6×54÷7×1.5×1=162】、
他人産のポケモンの獲得経験値は1匹あたり【176÷2÷1÷6×54÷7×1.5×1.5=243】
例2:手持ちポケモンが6匹の状態で、野生のニドラン♀(Lv.3)を先頭の他人産ポケモンAで単独で倒した場合、
Aの獲得経験値は【
59÷2÷
1×
3÷7×
1×
1.5=
18】+
【
59÷2÷
1÷
6×
3÷7×
1×
1.5=
1】、
他5匹のうち、自己産のポケモンの獲得経験値は1匹あたり【
59÷2÷
1÷
6×
3÷7×
1×
1=
1】、
他人産のポケモンの獲得経験値は1匹あたり【
59÷2÷
1÷
6×
3÷7×
1×
1.5=
1】
◆急所率
第1世代では、急所率が「技を撃つポケモンの素早さ種族値」に依存しています。
具体的な計算式
素早さ種族値がsのポケモンの急所率は以下の計算式で求められます。
途中で小数点以下が出たら切り捨て。また、急所率が256/256以上になる場合は255/256(約99.6%)と扱われます。
| 技の種類 | 計算式 |
通常技 | ↓以外の技 | (s÷2)/256 |
急所技 | からてチョップ はっぱカッター クラブハンマー きりさく | (s×4)/256 |
例:ピジョットの通常技の急所率は、(91÷2)/256なので45/256=0.1757.....。約17.6%。
『つれづれなポケモン図鑑』では、この急所率を小数点以下第2位で四捨五入した%で記載しています。
正確な急所率(256分率)が気になる方は、↑の計算式を用いて求めてみてください。
ポケカ黎明期関連
ポケモンカード第1弾、第2弾『ポケモンジャングル』、第3弾『化石の秘密』の3つの総称を、当サイトでは便宜上「ポケカ黎明期」と呼んでいます。
その頃のポケカでの情報を纏めた表です。
習得技
そのポケモン(或いは進化系列)が習得できる技やその習得レベル・マシン等を纏めた表です。
- 「基本」は最初から習得している技(いわゆる「初期技」「Lv.1技」)」のことです。
この技は、内部データ上では「Lv.2以降で習得していく技」とは別の領域に収録されており、タイプや種族値、被捕獲度等と似た扱いになっています。
レベルとの紐付けがなされていないため、たとえLv.0で捕獲したとしてもその技を習得しているという事になります。
故に「Lv.1」という表記は適切でないと判断し「基本」としています。
ただし見やすさや分かりやすさを考慮して、初期技とレベルアップ習得技は「自力習得技」という呼称のもと同じ表で纏めています。
- その技を習得できない進化形態の列のセルは「―」で示しています。
- 一部のポケモンは「通常では習得できない特別な技」を連動作品で習得できたり、それを習得している個体をイベントで入手できたりしたので、それも纏めています。
- ピカ版で新たに習得できるようになった技や習得レベルが変更された技は、セルの背景色を黄色にしています。
「RGB」と「P」は、それぞれ「赤緑青版」と「ピカ版」のことを指しています。
- 「習得技」の表は、基本的には左端の列に技名を並べて各ポケモンの列に習得レベルを示す…という構成にしています。
ですが、例外的に「イーブイ系列」「格闘道場」「三鳥」の「習得技」はこの構成を逆にしています。
つまり、それらのページでは左端の列に技の習得レベルを、各ポケモンの列に技名をそれぞれ示している…という事です。
発展情報
データとしてロム内に存在している情報そのものではなく、複数のデータを絡ませ合った結果生まれた情報を纏めた表です。
◆対の関係
特定のバージョンでしか入手できないポケモンや、1度のシナリオで1回しか入手機会の無い2択(あるいは3択)のポケモン等を「対の関係」として纏めています。
◆専用技
そのポケモン(或いは進化系列)のみ習得する技を纏めています。
◆ピカ版での変更点
習得技やその習得レベル、被捕獲度等において、ピカ版で起こった変更点を纏めています。
◆攻撃技範囲
そのポケモン(或いは進化系列)が習得できる攻撃技のタイプの範囲を纏めています。繰り返しになりますが、「自力(習得技)」は「初期技」と「レベルアップ習得技」の総称です。
ピカ版で変化があった場合は、黄色の背景色で別行で纏めています。